【短歌の日通信】投稿作品をお届けします（5月2日分）

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クラウドで　三千ページに　チェックして　巨大ロケット　大地離れる／宇津帆アルマ

中一の時に外から覗いてた公民館での野口五郎を／藤本くま

Todoって何さ優先順位見て高い方からやればいいのさ／藤本くま

羽のない鳥や咲かない花だから主役になれる居場所をくれた／ぺぺロンチーノ

メーリスの「全員に返信」押してガラケーの君の誕生日知る／稲架しじら

なぜなんだチュートリアルが終わらない今日も世界を救えなかった／でんでろ３

カラオケで久方振りの全開放思う存分枯れ果てなさい／でんでろ３

そんなとこ置いたら危ない思ったさ手がぶつかってぶちまいちゃった／でんでろ３

よう噛んでダジャレと共に供されるそんなレベルの羊羹じゃない／でんでろ３

俯いて考えごとをしてただけ静かなること昼寝の如し／でんでろ３

俺のだけ 消費期限が 切れてない？さけるチーズで 裂けた関係／でんでろ３

なんでだか アイツの顔が 気に喰わぬおもかげという 名前の予感／でんでろ３

帰ろうとする掃除機を持ち上げる私におだてられぬもの無し／でんでろ３

目に見えるものが全てと信じたら希望と心が死んでしまうよ／ち＿い＿く＿ぼ

いつもより ３割増しの 勢いね無理矢理取った かさぶただもの／でんでろ３

毎晩のライブに飽きて配信す見ると聞くではこうも違うか／でんでろ３

幸せになれない方にあまのじゃくアルプスだったら１万尺よ／でんでろ３

パソコンを忘れて来たの気付いたよ河口湖まで行っちゃおうかな／でんでろ３

サイダーを買ってもいいよマイセルフリア凸ならば奢ったけれど／でんでろ３

ゲームならこんなのいつも出来るのにそう簡単なものではないよ／でんでろ３

直すより買うのが安い我がスーツ／でんでろ３

イントロに金を払うは惜しい気がなかなか歌が始まらないな／でんでろ３

別れ際「月が綺麗」と言う手筈夜道を照らしすぎる街灯／でんでろ３

暇がなく弱くなり行くSEとジムに通って強くなる事務／でんでろ３

前回のあらすじ説明早足に敵の幹部のしゃべりがすごい／でんでろ３

ポイントを 使い忘れて いませんかポイントだけじゃ 買えないじゃんか／でんでろ３

スマホから目を離したら気がついたあんなところに不思議な森が／ち＿い＿く＿ぼ

何もかも嫌になったら街を捨て偽名使って仲居になろう／ち＿い＿く＿ぼ

歯触りがなんとも言えず癖になる味はともかくとりこになった／でんでろ３

偉そうに講釈垂れているけれど実は一度もしたことがない／でんでろ３

なんとなく使ってみたいカタカナ語何のことだか分からないでね／でんでろ３

食べるのか？飲むのか？２択迫られて飲むにしとけばよかったかもね／でんでろ３

水物じゃなければ意味のない言葉そう取ったのは故意か？恋かな？／でんでろ３

そう言えば他では見ない人でした／でんでろ３

つぶやきつつタイムラインを確かめずダブってカブってジャンケンポン！／でんでろ３

明日なら大丈夫って言ったよねいや、永遠に今日の明日さ／でんでろ３

電源を切るのを忘れてしまってた熱を帯びたるノートパソコン／でんでろ３

俺は今何を言ったか？友見れば見たことのない顔で見ている／でんでろ３

誓約書一つチェックするたびに心の中で舌を出してる／ち＿い＿く＿ぼ

そうだった！ 役所に電話 しなくっちゃ時計を見れば 午後五時ちょうど／でんでろ３

あわよくば 俺が食おうと 思ってた仕方ないから パネルで頼む／でんでろ３

一階は息子と妻の主戦場愛機を持って二階に上がる／でんでろ３

面倒くさい テキトー言って おけば良いだいたいそんな 週末ですよ／でんでろ３

言う前にその髪型を辞めなさい何をやっても頭が痛い／でんでろ３

飾りだろ？飾りじゃないと妻は言うローズマリーも食わんとあかん／でんでろ３

エスニック 店員に聞くも 分からないカレーうどんと いうことにする／でんでろ３

公園で初めて会った知らない子敵の居場所を教えてくれた／でんでろ３

ワイシャツよ 俺のもとまで 飛んでこい分かりましたぁ〜！下着は無しで〜！／でんでろ３

焦がれても模倣はしても追ったとて同じにはなるな自ら光れ／でんでろ３

もうこれでお前は終わりと言う女誰かと思えば猛虎レディー／でんでろ３

チェック欄付ける暇なく人を撃つ顔を写真と見比べる間も／gtt0011

忘れない為に作ったリストだがどこに置いたんだっけ忘れた／閑漢

光放つ君を心にとどめ置く冷えた身体の熱源として／何となく短歌

朝からのタスクタスクの山来てはゆるりゆるりと深呼吸して／kiki★

ひとつずつToDoリスト消化する残るは三つやってしまおう／三零| ᐕ)

憧れを抱いたままでいる為に地上から見てるこの距離がいい／三零| ᐕ)

あれこれと積もり積もったストレスを知らぬ街角捨ててこようか／でんでろ３

あなたは自信のなさに心変わり疑う様なやすけない人？／閑漢(かんかん)

強そうな人も隣に寄り掛かる羨ましくなどないんだからね／でんでろ３

変なことこの家の中はやたら寒い外の春は幻だろうか／ばあちゃん

金儲けを吊る仕事をしている吊り広告の新作続々／玲於奈

次回作をご期待下さい希望を無くした僕達は友よと泣き／玲於奈

弁当にごま塩ふった一手間が私を救う束の間のひる／ばあちゃん

座れない程度に空いている電車さりとて壁には寄りかかれない／でんでろ３

学問は噛めば噛むほど味が出る一日かけて噛み砕きます／でんでろ３

チェック表レ点をつける役目僕ママはチェックしパパは行動／あとやく

Todoのいちばん上は「恋人に好きと言う」もうチェックしてある／とひろ🛰

人生のチェックリストがあるらしいだからあのひと生き急ぐのか／へそ天

追放になってないのに居場所無し自分が魔王だったと気付く／でんでろ３

ガムの染み鄙びた駅に狼藉を受け入れるしかなかった歴史／深水遊脚💙💛

君に会うデートの朝は全身にチェックが付くまで鏡の前で／余白です

新しい靴と青空大きなリュック新緑の町頬撫でる風／余白です

ガラのきらびやかなる衣装らの襞の奥にぞ闇は潜める／平木リラ

夜勤明けマックグリドル540円甘ジョッパさと読書のぜいたく／てぃ

長男の嫁ですどうもこの度は喪服挨拶涙の準備／萩原 アオイ

デート前チェックシートで入念にフラれちゃったがシートが悪い／小タ

虹色の鱗は手紙滲んだ字「花火シヨウ　パノラマ島ヨリ」／原田　冬

ペコリーノ ペペロンチーニ ペパローニ ペーストジェノヴァ ペヤング焼きそば／ぴぃねぃ

人生がチェックリストに置き換わるスマホを超えてわれら歌詠む／てぃ

サイダーを買ってもいいよマイセルフ僕らは今もあの頃のままだ／お由美❆

5歳児のやり方よりも残酷な方法で蟻の巣を塞ぐ春／萩原 アオイ

ママでいることもお休み「眠ること」とだけ書かれたTo Doリスト／カシサキスイ

したいこと、やるべきことと、しなければいけないことと、今できること／えびたからいち

婦人科の初診のチェックリストにある妊娠する可能せ、、「はいッ！空欄！」／蟻

定時来た連休目指して駆けていく私の時間はもう君のもの／こひら みかん

喉鳴らす癖が私とおんなじでうつったのかうつされたのか／こひら みかん

張り切ってTO DOリスト作ったよ。このドラマまず見てからやるね／HOTATE IWAMI

やり終えた印と赤い達磨の目手書きに限る喜び増える／たんかちゃん

嬉々として嫌なとこリストマークして知ったかぶりの傲慢な恋／新新新

忘れ物チェックリストを作ってもリストに入れる物が決まらず／落合絵美子

できることにレ点を付けてくださいね。一つ目以降 進まない筆…／汁ミクスの2号店🌞

人生で初めて買った漫画誌の付録に推しのこ心コロコロ／Pingu　novel

世論など歪ませてやる 声色を変えて本音を書くアンケート／さこ

そよそよとそよぐそよ風受けながら君の見る夢届くよ明日／高遠

死ぬまでにやりたいことをやり終えてあとは死ぬだけ三十ウン歳／さとうきいろ

消してゆくチェックシートは誰のため消えない予定見えない未来／煌咲

指輪を見せる友に見る私は見たよ、彼氏の浮気／月ノ華

声と四肢心臓を跳ねさせて自ら燃える舞台の星は／綿鍋和智子

あらかじめ失っていた 望郷はまだ見ぬ帰るべき地へつづく／高水りっか

並べれば空欄ばかり目について伸びしろだらけのつよい私だ／高水りっか

間違いの赤チェック印ちと苦手花丸書いてタスク完了／たぬき

藤の寺白い天蓋おおわれて幾代もへて我ら家族と／水の眠り

いつまでも側にいるって言うキミはそうボクだけの輝ける星／洞窟おでん

家系を食えなくなって老いを知る太田胃酸はいい薬です／萩原 アオイ

よく読まずチェックを付ける癖付いたよくよく見たら鬼の書く欄／でんでろ３

私には 二羽ニワトリは 居ないけど埴輪は庭に 輪になっている／でんでろ３

焼くよりも 焼かれる方が 好みです そうか分かった 怪人にキス／でんでろ３

じっくりと温めている含み損そろそろ夕日沈むホライゾン／でんでろ３

雨上がり夕日を受けてキラキラと工事現場が輝いている／でんでろ３

出る杭はやはり打たれる主体性それでも悔いは残したくない／でんでろ３

先んじて先手を打って周到にいざその時に身体動かず／でんでろ３

「ペイする」が 口癖の君 その頭１度でいいから ペイッ！てしたい／でんでろ３

ふぃなんしぇと上手く言えない姪っ子を包んでバターの香りは満ちる／たちばな

忘れものないようチェックしてたのになぜか必ずなにか忘れる／t.t

恋人の条件並べチェックして選んだはずの彼とさよなら／t.t

せめてもの救いであれば良いけれど私の信じる神に祈ります／でんでろ３

うなされてまぶたを開ければ傍らのスヌーピーはいつも笑顔で／五十嵐創

でもどうせ それも結局 うわべでしょ心配するな 中身はないから／でんでろ３

本を読む君が読みそうなやつを夏休み中にあと50冊／つぐみざき あさひ

坂道の情緒に惹かれ来てみたが若くないという現実が痛む／深水遊脚💙💛

目が冴えてあなたの謝罪を思い出す月影もない音もない残像／フィボナッチ

弁当の残り香だけに迎えらる富士の見えない富士見の峰に／夏野ネコ

前職の元同期からの挨拶状　課名が消えて昇進を知る／文月のペンタトニック

彼氏との別れ話のすぐあとに偶然出会った間の悪い私／みゆう

山の中家を囲いて聳えるはりんごの香り農薬散布／田中ダニエル

連戦の夜の帳を開けてみるまだなお続く君はきれいだ／フィボナッチ

バイクには手を出す勇気がないけれど門限ちぎって花火した夜／つぐみざき あさひ

メカジキが短冊になり皿にのる　ひどい仕打ちをカウントしよう／フィボナッチ

問題なく四月は終わりこの先も平穏祈るPTA新役員／みすゞ

いつだって世界に属し属されて良くも悪くもつながっている／saku

冷蔵庫開ける→ペットボトル開ける→フタ落とす→なかなか拾わない／原田　冬

君らとの現在進行形の日々月日がたてばきっと特別／みすゞ

スマホダメおしゃべり禁止本もダメ目を合わせたい人を見つめる／でんでろ３

母親に怒られたことが不服にて幼馴染とピアスを開けた／余白です

お弁当 基本夕べの 残りものおそらく今日は 途中で漏れる／でんでろ３

レモン見て「レモン哀歌だ」君は言うそっち？私は爆弾のほう／月ノ華

いつになったら君だけの予定で埋まる時がくるのか／元田うみ

先月で旬が終わっていたみたい高いし探すしなんか違うし／でんでろ３

この部位に名をつけるなら何だろう減らない肉に手のひらを当て／深水遊脚💙💛

レンキンジュツ 無限に金を 産み出せる？生きてる限り 連勤だけど／でんでろ３

規制線張られていない屋上で走り回った気のすむままに／かまぼこぺん

この光る爪で傷をつけてあげる痛みも跡も残らないように／真朱

昨晩の私に小さく謝罪するごめん最初の1つだけした／芝蘭 周

レモン色の空を見たことありますかはるかな山の谷間の村で／フィボナッチ

つるつるんと滑るたまごは足先を潤す温泉宿で待つ／かまぼこぺん

旅の終わりお土産リスト手に持って空港の中ウロウロ探す／📎あこちゃん📎

別館の5階にあると教えられ連絡通路探し上り下り／📎あこちゃん📎

噛み倒す天神橋筋六丁目君が嬉しそうならいいかと／こひら みかん

芽が出てる人参の頭水につけ我が家の小さな家庭菜園／📎あこちゃん📎

晴れた星空は暴力にそっくり足元見るとよだれがたれた／塩川

レ点打ちその他一二 上下あり解読気分で漢文下す／みすゞ

付箋はね貸出本を傷めるのあなたの為の歌とでも思った？／深水遊脚💙💛

考えて考え抜いたその先に仮定を忘れた結論だけが／でんでろ３

パイの実を３分間の空白で食べつくした犯人が寝ている／夏野ネコ

祭りにて酒をガブガブぶっ倒れその馬鹿と飲むいつも赤羽／小タ

わたしには行きたい場所があるのです。ゆき着いたのは洞窟の中／Bisma

レジ袋お願いします新しいルールもただの日常になり／高水りっか

アドレナリン少しもらってくれません？上りつめた坂転げ落ちたくないの／真朱

もうこれで勘弁してはくれまいかヤマタノオロチ管巻き頼む／たぬき

曖昧な確定してない閃きのレプリカ言葉の箱に納める／saku

ズッ友の誓い忘れた君が言う「好き」は永訣告げるシグナル／O.mame

今夜また武装解除し参集だキモい優しさにウルッとする夜／ぴぃねぃ

誰かから剥がれてしまった白昼夢かもしれない螺子がおちてる／遠理

ゴキブリもネズミも蜘蛛も出るけれど君は一度も夢にも出ない／掛　淡路

年齢をごまかし夜の蝶となるアンバランスで所詮青虫／ち＿い＿く＿ぼ

アナログを個性と呼んでいつまでも電波の届かないところにいるの／真朱

ふたりして金と銀さえ惜しまずに紙ひこうきを量産してた／原田　冬

人はいつ一人で生きていけるようになるの？守って、守って守って守って守って！！／真朱

先生をネタに小説回し書き　毎回のようにR18／えびたからいち

レバニラのニラが歯間に挟まった弁当箱のバランと思え／ち＿い＿く＿ぼ

レインボーブリッジ渡るゆりかもめ各駅停車でいいのだ東京／えびたからいち

家中の床を磨いた日に届く訃報の声は透明なしみ／萩原 アオイ

夜10時テレビに映る道頓堀活気に満ちたるたこ焼き屋／梅えきす

齧り取り咀嚼せぬまま飲み込んだ貴方の頬は少し苦くて／おもちもちこ

キラキラな黄色もの 一つ一つ素敵だ 君を見て感じられる／加藤莉子

もうこれで待ってしまった 君の姿を見たい 何時間かかってもいい／加藤莉子

見えている 他の子と話してにっこりしてる君 涙も流れてる／加藤莉子

三鷹からなかなか動かない味方三鷹の味方早く三田勝田／でんでろ３

この車 タコメーターが 付いてない？ごめんケーキを 買うの忘れた／でんでろ３

繰り返す日々に私が問いかける「私はロボットではありません」／七紙でニチカ

１つずつ確認してきゃ良いだけさ　恋も仕事も　もちろん夢も／森内詩紋

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